Bonjour!マコマコです。
11月20日、日本でのおよそ1か月の滞在を終えてフランスに戻ってきました。
前回の記事 で書いた通り、ビザ更新には Formation Civique(市民講座)の4日間すべての参加 が必須。
Mâcon に戻って早々、さっそく Formation Civique の3日目 に参加してきました。
事前にOFII(フランス移民局)から委託されている Frate Formation Conseil に相談し、何とか年内に受けられるよう交渉。
その後、Dijon か Mâcon かどちらが良い?と聞かれ、そこはもちろん Mâcon での受講を希望🙏
その結果、11月21日(金)と11月27日(木)の受講に決定しました。
| Jour | 日付 | 午前 | 午後 |
| 3日目 | 11月21日 | Droits et devoirs(権利と義務) | Géographie et culture française(地理と文化) |
| 4日目 | 11月27日 | Approfondissement des notions abordées(これまでの内容を深める) | 試験(合格必須!) |
まさかの“語学研修と同じ会場”、そして“救世主の先生”との再会!
Chalon-sur-Saône の時と同じく集合時間は8時30分。
ただ、今回は自転車で行ける距離なので、8時15分に家を出れば十分。
しかし、外はまさかの 気温1℃…極寒です。

Google Map で会場を確認した瞬間、思わず声が出ました。
「えっ、これ… OFII 語学研修の会場と同じじゃない?」
語学学校の体験談は こちらの記事
そして、もっと驚く出来事が。
今回の Formation Civique を担当する先生が、なんと”救世主 Isabelle 先生”だったのです!
なぜ救世主かは こちらの記事
思わず、
「わー!お久しぶりです。お元気ですか?昨日、日本から戻ったばかりだけど、Isabelle 先生の授業が受けられて嬉しいです!」と挨拶。
朝からテンション急上昇です⤴⤴⤴
多国籍メンバー13名のクラス
教室にはすでに他の受講生が到着していて、2日目までを終えているので、和やかな空気。
参加者は計13名。
● 英語チーム:フィリピン、パキスタン、カザフスタン、オーストラリア、ネパール、そして日本(アジア強め)
● フランス語チーム:ソマリア、コートジボワール、マリ、カメルーン、コンゴ、モロッコ、ウルグアイ
Isabelle先生が、
「マコマコは、私の生徒だったのよ!」
と私を紹介してくれて、続けて自己紹介タイム。
昨日まで日本にいたことを話すと、みんな日本に興味津々で、一気に打ち解けました😁

フランスの権利と義務を“実生活レベル”で理解する
まずはおさらいとして、
「なぜ Formation Civique の受講が必要なのか」という問いかけからスタート。
残念だったのは、Chalon-sur-Saône では英訳スライドがあったのに、今回はなし。
また、小型レシーバーもないので、フランス語を聞き取るのがなかなか大変…。
後で復習するために必死にメモを取りました。
■ Droits(権利)と Devoirs(義務)の基礎
授業はまず droit / devoir / interdiction(権利・義務・禁止) の違いから。
そして、先生が最初に強調したのは、フランス共和国の3つのモットー。
Liberté(自由) – Égalité(平等) – Fraternité(博愛)
Formation Civique のたびに登場するので、いかに重要かが分ります。
授業は Isabelle 無双で、どんどん進みます。
■ Les droits liés à la personne humaine(人間に関わる基本的権利)
Ce sont les droits que possède chaque personne.
L’État a pour obligation de permettre leur exercice.
→ すべての人が生まれながらに持つ権利であり、国家はその権利を行使できるよう保障する義務がある。
✔︎ La liberté(自由)
- liberté de penser(思考の自由)
- liberté de conscience(良心の自由)
- liberté de religion(宗教の自由)
- liberté d’expression(表現の自由)
✔︎ L’égalité(平等)
- égalité entre les femmes et les hommes(男女平等)
- égalité devant la loi(法の下の平等)
- égalité dans le droit de vote(選挙権の平等)
✔︎ La sûreté(安全)
- le droit de ne pas être arrêté arbitrairement
(理由なく逮捕されない権利) - la protection de la personne(身体の保護)
✔︎La dignité humaine(人間の尊厳)
Nul ne doit subir d’atteinte à son corps.
→ 誰も自分の身体を侵害されてはならない。
- viol(レイプ)
- mutilation(身体損壊)
- stérilisation forcée(強制不妊)
- excision(女性器切除)
これらはすべて法律で禁止されています。
✔︎ La liberté de choisir son conjoint(結婚相手を選ぶ自由)
✔︎ La liberté d’avoir un enfant(子どもを持つかどうか選ぶ自由)
■ Citoyenneté(市民性)とは?
✔︎ Un citoyen, c’est …
- une personne qui relève de la protection d’un État
(国家の保護を受ける人) - une personne qui bénéficie de droits civiques
(市民としての権利を持つ人)
外国人にはこれらの権利が「一部のみ」適用される点も説明されました。
■ フランス国籍の取得例
・フランスで生まれ、一定条件を満たす場合
・フランス人と結婚している場合
・特別な功績により大統領令で付与される場合(軍務など)
Kahoot で復習タイム(クイズの正答・日本語訳つき)
ここで、Chalon-sur-Saône でも行った Kahoot での復習クイズです。

❓Question 1
Qui a rédigé la DUDH(Déclaration universelle des droits de l’homme) ?
(世界人権宣言〈DUDH〉を起草したのは誰?)
□ L’État français (フランス国家)
■ L’ONU (Organisation des Nations Unies) (国際連合)← 正解
□ L’Union européenne (ヨーロッパ連合)
□ Les États-Unis (アメリカ合衆国)
❓ Question 2
Que dit l’article 1er de la DUDH ?(世界人権宣言 第1条は何を述べている?)
■ Tous les êtres humains naissent libres et égaux en dignité et en droits. ← 正解
(すべての人間は、生まれながらに自由であり、尊厳と権利において平等である。)
□ Nul ne peut être arbitrairement arrêté, détenu ou exilé.(何人も、恣意的に逮捕・拘禁・追放されてはならない。)
□ Tout individu a droit à la vie, à la liberté et à la sûreté de sa personne.(すべての人は、生命・自由および身体の安全に対する権利を有する。)
❓ Question 3
Les droits humains sont appliqués partout dans le monde.(人権は世界中どこでも守られている。)
□ Vrai(正しい) ■ Faux(誤り) ← 正解
❓ Question 4
La DUDH est-elle un texte de loi ?(世界人権宣言は法律文書である。)
□ Oui(はい) ■ Non(いいえ) ← 正解
※ 宣言であり、法律そのものではない。
❓ Question 5
Peut-on perdre ses droits humains ?(人権を失うことはある?)
■ Non, personne ne peut les enlever. ← 正解
(いいえ。誰も人権を奪うことはできない。)
□ Oui, si on est condamné à la prison. (刑務所に入ったら失う。)
□ Oui, si on déménage dans un autre pays. (他国へ移住したら失う。)
□ Oui, si on fait du mal à une autre personne. (他人を傷つけたら失う。)
実際の Kahoot の画面はこんな感じ


クイズの後の15分休憩では、Isabelle 先生がコーヒースティックを配ってくれました。
「カフェイン有り難い、うわ〜助かる!」と小さく感動。


