Bonjour!マコマコです。
フランスも ブラックフライデーを迎えまして、すっかり街はクリスマスの装いであります。
いつもお世話になっている魚屋さん、パン屋さんもクリスマス仕様に。
今回は、フランスのフードバンク活動について記事を書いていきたいと思います。
前に書いた こちらの Carrefour Market Charnay-Lès-Mâcon スーパーに行きました。
入口で「MERCI POUR VOS DONS(ご寄付ありがとうございます)」と書かれた紙を持つ方々を見かけました。
彼らは、「Banque Alimentaire de Bourgogne(ブルゴーニュ地域フードバンク)」という団体のメンバーでした。この団体の活動は、フランスの地域社会において重要な役割を果たしており、その背景や目的を知ると、フランスの社会福祉の深さを感じることができます。
スーパーの入口で配っていた紙。
Nos Besoinsというリストには、必要とされているものが書かれています。
Banque Alimentaire(フードバンク)とは?
Banque Alimentaireは、日本語で「フードバンク」と訳される慈善団体で、フランス全土に存在します。この活動は、食品ロスを減らすと同時に、経済的に困難を抱える方々に食料を提供することを目的としています。企業やスーパー、個人から寄付された食品を集め、それを必要とする団体や家庭に配布します。
ブルゴーニュ地域での活動
ブルゴーニュ地域では、この団体が地域住民からの食品寄付を受け取り、地域の困窮者や支援が必要な人々に分配しています。特にクリスマスや年末年始など、人々が”暖かい食卓を囲む時期”に合わせた活動が活発です。
スーパーの入口で見かけた活動は、多くのフランス人にとって「寄付文化」の一環として自然に受け入れられています。寄付者は、購入した食品の一部を団体のボックスに入れることで、簡単に支援に参加できます。
スーパーの出口に設置されたカート。ここに寄付するものを入れていきます。
入口のフードバンク団体メンバーからは、食品よりも日用品の方が有り難いという話を聞き、我が家では石鹸などの日用品を寄付しました。
詳しく知るには
フードバンクの活動は、1984年にフランスで始まったそうです。その後、国内外で急速に広がり、現在ではヨーロッパを中心に多くの国で似た取り組みが行われています。ブルゴーニュ地域のフードバンクも、地域のボランティアや企業の協力を得て、食品の収集・分配を効率的に行っています。
もし、Banque Alimentaireの活動に興味がありましたら、以下の公式サイトをご覧ください(※フランス語):
Banque Alimentaire de Bourgogneのウェブサイト
今回は、フランスのフードバンクの活動について紹介しました。
また次回もお楽しみに♬
À bientôt✋
📝マコマコ