タイムスリップ!1000年の時が紡ぐ絶景城を訪ねて

Mâcon

Bonjour!マコマコです。
フランスへ来たらやっぱり訪れたいのが、そうChâtel(お城)です。

今日は、在住する Charnay-lès-Mâcon から15kmほど西にある Berzé-le-Châtel (ベルゼ=ル=シャトーに行ってきました。このChâtel、息をのむような美しさなんです!

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まるでタイムスリップしたかのような感覚になります。

初めてBerzé-le-Châtelを見た時、思わず足を止めて見入ってしまいました。
緑豊かな庭園とのコントラスト、お城からの眺めが何とも美しいんです。
まるで絵画のような風景でした。

場所は、こちらです

Mâonからは、車でのアクセスをオススメします。
春から秋にかけては、ワインブドウ畑の周囲を走ります。田園風景を楽しみながら、約20分で到着します。もし公共交通機関を利用する場合は、最寄りの駅である Mâcon-Loché 駅からタクシーを利用するのが最もスムーズです。田舎道を進むタクシーからは、ゆったりとしたフランスの風景を堪能できますよ。
Mâonからは自転車でも行くこともできますが、少し距離があるため、時間に余裕を持って行動することをオススメします。

名称の由来

Berzé-le-Châtel 「ベルゼ=ル=シャトー」という名前は、フランス語で「城のベルゼ」を意味します。この名前は、地元の伝説や歴史に根ざしていて、古くからこの地に住んでいた人々の生活と密接に結びついています。ベルゼの名前には、古代の神話や信仰が反映されていて、このお城が歴史の中でどれだけ大切な存在であったかを物語っています。

映画の舞台になったことも

驚くことに、Berzé-le-Châtelは、2021年にリリースされた映画『The Last Duel – 最後の決闘裁判』の撮影地としても知られています。この映画は、中世のフランスを舞台にした実際の決闘を描いていて、マット・デイモンやアダム・ドライバーの迫真の演技が光ります。壮大な景観は、映画のストーリーを引き立てる重要な要素となっていて、訪れた際には映画の名シーンを思い起こすことができるでしょう。映画ファンにとっては、実際にその場に立つことができる貴重な体験となります。

テクテク 🚶・・・

入場料

Berzé-le-Châtelの入場料は大人が7EURO、子供は無料と非常にリーズナブルです。
この価格で、歴史的な価値を持つお城をじっくり楽しめるのは嬉しいポイントです。観光シーズンには混雑することもありますので、事前に公式ウェブサイトで営業時間を確認してから訪れることをオススメします。特に夏の間は、特別なイベントやガイドツアーも開催されることがあるため、より深く歴史を感じることができます。


入口で入場料を払います。売店もあり、スナック、飲み物の他、お土産も買えます。

歴史的な背景

Berzé-le-Châtelの歴史は1000年以上前に遡ります。10世紀に建てられた礼拝堂が起源だそうで、長い年月をかけて今の姿になりました。伯爵家が代々この城を守り続けてきたという歴史もロマンを感じます。城内を歩いていると、当時の人の息遣いが聞こえてくるような気がして、タイムマシンに乗って過去へワープしたような感覚になりました。
また、当時の戦略的な要所として重要な役割を果たしました。城の内部には、当時の人々の生活を物語る展示物や古い文書が保管されていて、訪れる人々に歴史の深さを伝えています。外観の石造りの壁や防御塔は、当時の建築技術の粋を集めたもので、何世代にもわたる歴史を感じさせる独特の雰囲気があります。

遺産価値

現在、Berzé-le-Châtelはフランスの文化遺産として大切に保護されています。訪れることで、歴史を直に感じながら、その美しさと価値を実感できます。また、周囲には美しい庭園が広がっており、季節ごとに異なる花々や自然の風景を楽しむことができます。特に春と秋には、訪れるたびに新たな発見があるでしょう。訪問者は、歴史だけでなく、自然の美しさにも心を奪われること間違いなしです。


美しい庭園では、野菜が育てられていました

Berzé-le-Châtelの魅力は、言葉だけでは伝えきれません。ぜひ、ご自身の目でこの美しい城を見て、その歴史ロマンを感じてみてください。きっと、忘れられない思い出になるはずですよ。

~おまけ~

なぜか、お城の中にお地蔵さまが

À bientôt✋

📝マコマコ