今回は、Bonne soirée(こんばんは)!マコマコです。
ここMâconは大分、涼しくなってきました。
8月の最後の週末、ここMâconでは野外コンサートが開催されました。
これ、無料でいいんですか?!というくらい盛り上がりました!
すごい人。
こっちはMâcon市庁舎の定点カメラからの映像。MâconのInstagramから引っ張ってきました。
この日は2組のアーティストがパフォーマンス。
メインは、こちら、、、
Chico & The Gypsiesというバンドは、ご存知でしょうか?!
写真は、Chico & the GypsiesのWebサイトより
日本の皆さんなら一度は聞いたことのある、あのBeerのCM曲です。
YouTubeから引っ張ってきました。Volare 元気でるなー。
ちなみにフランスでは、暴飲を防ぐ観点から、アルコールのCMは全面的に禁止になっているそうです。
Volareは、正確には、1980年代に有名になったフラメンコとラテンポップを融合させたフランスのバンドであるGipsy Kingsがオリジナルです。
今回、Mâconに登場したChico & the Gypsiesは、Gipsy Kingsの元メンバー、José Reyesの息子であるChico Bouchikhiが結成したバンドです。
Chico and The Gypsies
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この日は、カルチャーショックが2つ
1つ目のカルチャーショックは、コンサートが終わる時間と、情報があまり出ていないことです。
スタートの時間、開催場所、バンド名、魅力的な写真くらいです。
このコンサート、この時期フランスはまだまだ陽が長く、21時スタート。
終わる時間、気になりますよね?!どこにも書いてないのです。
妻いわく、フランス人は、その日、その時を楽しみたいから、終わる時間は気にしないのだとか。
日本だと、コンサートの終わる時間に合わせて電車やバスの公共交通機関を調べますよね。
結局、この夜のコンサートの終わりは日付が変わってました。
21時頃のフランス。やっと暗くなってきました。いいな、特等席。
もう1つのカルチャーショックは、前座のバンドです。
この日は、Chico & the Gypsiesがメインだったのですが、コンサート開始の21時からは、Jeanette Berger率いるバンドが最初にパフォーマンスしました。
メインボーカルのJeanetteは、Mâcon出身で、この日は凱旋ライブ?!
ソウルやブルースを基調としたシンガーソングライターとして知られており、その歌声とパフォーマンスが、フランス国内外でも評価されているそうです。
Jeanette Berger率いるバンド。Webサイトより。
中央のカラフルな服を着ているのがJeanette。
前座ということで30分くらいで終わるのかなと思っていたら、何と1時間20分のフルパフォーマンス。
最初は良かったのですが、曲が続く度に、会場からは「メインはまだか?」と落胆の声が。時計の針が22時をまわった頃、Jeanetteが「もうすぐメインのChico & the Gypsiesの出番だけど、もっと私たちの歌を聴きたいか?」と問うと、会場からは一部、ブーイングが。
それでも、演奏を続ける精神的な強さを感じました。
Jeanette Berger
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Jeanette Berger率いるバンド
22時30分となって、メインのChico & the Gypsiesが登場!
会場のボルテージは最高潮に!
2024年のフランスの8月を締めくくる夜、カルチャーショックとともに盛り上がれました!
À bientôt✋
📝マコマコ