⚽日本×スペイン 幻のゴールと熱狂のLyonスタジアム

フランス生活

Bonjour!マコマコです。

前回 書いた こちらの記事 から、いよいよフランス第2の都市 Lyonのスタジアムで行われたサッカー準々決勝、日本×スペインの試合に行ってきました。
結果は残念でしたが、その場にいたからこそ感じられた熱気や興奮を皆さんにお伝えしたいと思います。
写真、動画、モリモリに書いていきます。


Lyonスタジアムへの行き方

Lyonスタジアム、正式名称は“Groupama Stadium”です。Lyon市の中心部から少し離れた場所に位置していて、公共交通機関を使うのが便利です。

  • 電車とシャトルバス Lyon Part-Dieu駅から電車で“Vaulx-en-Velin La Soie”駅まで移動し、そこからスタジアム行きのシャトルバスに乗ります。
  • Lyon駅からのトラム Lyon Part-Dieu駅からトラムT3線に乗り“Décines Grand Large”駅で下車。そこから徒歩約10分でスタジアムに到着します。試合当日はトラムの増便があります。
  • スタジアム周辺には専用の駐車場もありますが、大規模イベント時には早めの到着が必要です。

在住のMâconからLyonまでは南に約70km。電車のつなぎがいいとスタジアムまで大体90分の距離でした。今回、Lyon駅からはトラムを利用しましたが、快適にスタジアムへ到着することができました。


Lyon駅では、トラムまでの道順を、ボランティアの皆さんが優しく案内されていました。
この時期🇫🇷はVacances、駅はものすごい人混みで、ボランティアの方がいて助かりました。


会場のLyonスタジアム

Lyonスタジアムは、地元のサッカークラブ“Olympique Lyonnais”のホームスタジアムとして知られています。収容人数は約59,000人で、フランス国内でも最大級の規模を誇ります。

なぜ“Lyon”はライオンと関係があるのか気になる方も多いと思いますが、Lyonの名前の由来はラテン語の“Lugdunum”。ここに“ライオン”の語源があると言われています。


2016年に開場したスタジアム。クラブのロゴがライオンなので東西南北にそれぞれ色違いのライオンがいます。
スタジアムの裏手にはLyon空港と麦の収穫あとの畑が見えます。フランスらしいな。


スタジアムの Webサイト で食事メニューをみるも、心躍らず、玄米おにぎり弁当つくりました。


いよいよスタジアム in

試合開始は17時。スタジアムの外の”ゲート”の中には2時間半前の14時30分から入れるものの、スタジアムの中にはキックオフ90分前からしか入れず、暫く外で待っていました。案内には、3時間前に来ることが推奨されていましたが、入れないとは・・・。

仕方がないので、、、


オリンピック大会期間中は、スタジアム内でのアルコールとたばこに関するフランスの国内法が適用(VIP席はOK?)され販売禁止。この日の気温は31℃。ノンアルコールビールが売れてました。


自分の席をマップで確認して、いざスタジアムinです!
取った席はゾーンZのエリア001。キックオフ前日にスマホに届くQRコードと、スタジアムに入るゾーンが一致しないと改札口ではじかれて、入れません。
これは、スマホ持ってない人はどうするんだろ。

席はコーナーキックの前の方。ピッチが劇的にちかい!


コーナーキックのたびに映っていたらしいです。
日本のメディアの方は、望遠レンズ📷️とパソコン常備。その場で記事をかいてました💻️

チームJAPANの練習風景を紙芝居風にどうぞ!
キャプテンの藤田を筆頭にみんなで一礼してピッチに入るところ、良かったです!
練習風景。みんな太もも、フトっ!がたいが、ヤバい。

片手で⚽つかんでいた 守護神・小久保 玲央 ブライアン。オーラがすごかった。
大岩 剛 監督も小さく写ってます。


試合の様子

いよいよキックオフ!キックオフまでの様子を紙芝居風にどうぞ!

試合は激戦でした。日本チームは序盤から積極的に攻め、観客席からも大きな声援が飛び交いました。しかし、スペインの堅い守備と的確なカウンターに苦戦。

試合の様子をいくつか。不可解な判定に日本選手のフラストレーションがたまり、声を荒げる場面も。その度にキャプテンの藤田がチームをなだめていました。


細谷真大選手。前線で身体はってすごかった。オフ・ザ・ボールの動きもすごい。


細谷選手が放ったシュートがオフサイドで幻のゴールとなった瞬間は、会場全体が息を飲むような静寂に包まれました。

VAR判定の会場の様子 ブーイングが起こります

まさかのノーゴール。これ決まっていれば展開ちがったんだろうな。

最終スコアは 0-3 でスペインの勝利。試合後、多くのメディアがこの試合を振り返り、日本のチームが見せた粘り強さを評価していました。

感動をありがとう!
今度は2026北米⚽W杯での活躍がたのしみです。

試合後、日本や海外のスポーツメディアで多くの議論が交わされました。特に細谷選手の幻のゴールについては、ビデオ判定の重要性が改めて議論の的となり、SNSでも多くのコメントが寄せられました。また、審判の判定が試合の展開に影響を与えたとの意見も多く見受けられました。

スタジアムの雰囲気

スタジアム内は、試合を盛り上げるためのコンテンツがたくさん用意されていました。

ハーフタイムの催し。みんなで声出して、dB(デシベル)測定!
わぁあああ〜〜〜🎙️

ダンスカメラもあり、ポップなミュージックが流れ、良いダンスをするとカメラに映れる!という仕掛けも。横のチビッ子🇪🇸サポーターとダンスしてたら映れました!

定番の観客ウェーブ!


日本代表でも活躍された中田浩二さんをお見かけしました。
あとで知ったのですが、この日のrスタジアム解説をされていました。ピッチ解説は同じく⚽日本代表で活躍された森岡隆三さん。2002🇯🇵🇰🇷W杯のフラット3に感動。


スペインサポーター。皆さん、ノリがいいです!
この試合で勝利したスペインは、その後のトーナメントでも順調に勝ち進み、見事にパリオリンピック2024の優勝を果たしました。この日、2ゴールを決めたフェルミン・ロペス選手はすごかった。

日本人サポートが、ブルーのゴミ袋が配布し、スタジアムをサムライブルーカラーに仕上げていきます。
試合前、試合中はゴミ袋をふくらませて応援。試合後、このゴミ袋を使ってスタジアム清掃。
よく考えられています。警備の方に追い出されるまで、サポーターの方が一生懸命ゴミ拾いをされてました(自分も部分参加)。

三戸舜介選手(左)。大変おこがましいですが、マコマコ⚽小僧時代(右)、身長(+3㎝)・背番号・ポジション一緒です。

 

試合の結果は悔しいものでしたが、現地で感じた熱気や一体感は何物にも代えがたい経験でした。
Lyonスタジアムの雰囲気や観客とのふれあい、あっという間の時間で、また現地で観戦したいと思わせる場所です。

À bientôt✋

📝マコマコ