Bonjour!マコマコです。
フランス・ブルゴーニュ地方の南 Charnay-lès-Mâcon にある Domaine で働いている私。
いつもはブドウ畑での仕事に携わっていますが――今日はなんと、まさかの「庭師」に転向です!?
5月も半ばを過ぎる、こちらでは一気に植物たちが元気を取り戻し、ブドウ畑だけでなく、敷地内のあちこちで雑草や草木がモリモリと成長。
油断していると、Domaine の入口から駐車場周辺まで雑草たちの勢力が一気にたたみかけてきます。
雑草だらけのワイナリーでは印象ダウン!?
Domaineには日々、関係者や取引先、お客さんが訪れます。
そんなときに、もしDomaineの 入口が雑草でボーボー だったら…やっぱり印象はよくないですよね。

「入口も庭もきちんと手入れされている=ブドウ畑もきちんと管理されている=このDomaineは信頼できる!」
見た目の清潔感や整備された雰囲気は、ワインの品質や管理の良さにもつながって見られると思います。
これは、日本でもフランスでも、そしてワインでも同じ。外観って大事!なんだと改めて実感しました。
フランスの鎌と草刈り機を手に奮闘!
この日はチーム総出で草むしり&整備DAY。
入口周辺や駐車場、外壁などの草取りをみんなで行いました。

無我夢中でやっていると、どんどんとキレイになっていく様が心地よいです。

ちょっとした庭師気分で、「ここ、もっとスッキリさせた方が映えるかな?」なんて考えながら手を動かしていました。
実は、昔の話で庭仕事は ちょっと嫌な思い出があるのです。
農家さんから「ここの庭の雑草をキレイにしておいて!」と言われ草取りをしていました。
苔も生えていたので、一緒に取っていたら・・・、苔は大切に大切にされていたようで、大変、ガッカリされていました。
この経験があったので、苔のことを聞いていたら、もちろんキレイに取ってね!とのこと。
確認はいつも大切です。

Domaineの外壁 草取り”前”

Domaineの外壁 草取り”後”
庭の芝生はゴーカートの芝刈り機で刈っていきます!

木のまわりは慎重に草刈り機で刈ってきます!

入口の生け垣も高さを揃えていきます。

Blower(送風機)の強風で、落ち葉やゴミを吹き飛ばし仕上げていきます。

マコマコに最後に課されたミッションは・・・、バラの生け垣に飛び込み、その先にある太い木を切る作業。
トゲの痛みに負けず、戦ってきました。

普段とは違う、“仕事”の大切さ”を感じた1日でした。
ワイナリーの仕事は多種多様!
フランスのワイナリーで働くというと、ブドウ畑やワイン醸造がメインのイメージがあるかもしれません。
でも実際は、こうした「見えない部分」の管理や整備も立派な仕事の一つ。
ブドウの手入れも、建物や庭の手入れも、どちらも同じくらい大切なんだと実感します。
この日の ご褒美は サクランボ!

ほど良い酸味と甘みで疲れた身体にしみました。

最後まで記事をお読みいただきありがとうございました。
また次回もお楽しみに♪
À bientôt✋
📝マコマコ