今日は、Bonsoir(こんばんは)!マコマコです。
12月6日(金)の18時30分、在住の Charnay-lès-Mâconではクリスマスのイベントが始まりました。町中が華やかな雰囲気に包まれ、多くの人々が集まりました。
今回は、そんな素敵な夜のCharnayの様子をお届けします。
フランス語の記事は こちら (写真だけでも楽しめます)
クリスマスイベントの告知があちらこちらに。
メインストリートに集まる人々
この日のためにCharnay-lès-Mâconのメインストリートである grande rue de la Coupée が特別に封鎖され、歩行者天国となりました。子どもからお年寄りまで、老若男女が通りを歩き、笑顔でお祝いする光景は本当に心温まるものでした。
18時30分、Un, Deux, Troisのかけ声と共に、まずは音楽隊の美しい演奏が響き渡りました。トラクターの荷台に乗った子どもたちが練り歩く姿も!さらに、日本の提灯に似たランタンを手に歩く人々の行列もあり、幻想的な雰囲気が広がっていました。
愉快な音楽に合わせて、車道を歩いていいきます。
子ども達の持つランタンがまた素敵でした。
市長による点灯式
音楽隊が、Sacré Cœur de La Coupée教会の前に到着すると、Madame le Maire Christine Robin, Charnay-lès-Mâcon市長による歓迎のスピーチ。子ども達も一緒に楽しめるよう、今年は金曜日にイベントを設定したそうです。
そして、いよいよ、市長の宣言とともに、待ち望んだイルミネーションがクリスマスツリーに点灯しました!メインストリートが光に包まれ、集まった人々から歓声が上がりました。
5 cinq, 4 quatre, 3 trois, 2 deux, 1 un, 0 zero わぁー
温かい食事で心も満たされる
イルミネーション点等後は、並んだ出店で美味しい食事を楽しむことができました。
ホットワインや地元の特産品、生牡蠣、甘いスイーツなど、寒い夜を温めてくれるメニューが豊富でした。子ども達の一番人気はやっぱりフライドポテト。
Le Père Noël は、フランス語で「サンタクロース」です。ここでは、サンタクロースと写真が撮れるようです。
会場では、地元の音楽隊の演奏でさらに盛り上がりました。
地域の人々との交流もあり、イベントの余韻に浸りながら心も体も大満足でした。
教会には「飼い葉桶(かいばおけ)」の飾りが
Charnay-lès-Mâconのランドマーク Sacré Cœur de La Coupée教会の中には、礼拝堂の中央に目を引く可愛らしい装飾が施されました。中央には木製の「飼い葉桶」が置かれ、その周りには天使や動物たち、そして美しい布や装飾品で彩られていました。
これはクリスマスを迎えるための伝統的な飾りです。
イエス・キリスト誕生の象徴
クリスマスイブ(12月24日)になると、この「飼い葉桶」に赤ちゃんイエスの人形が置かれます。これは、新約聖書に記されているキリスト誕生の場面を再現したものです。
キリストが生まれた場所は、「馬小屋」だと伝えられています。そのため、飼い葉桶の周りには羊や牛、ロバなどの動物のフィギュアが並べられることが多く、マリア様やヨセフ、三人の賢者(東方の三博士)も一緒に飾られます。
地域ごとの個性豊かな「クレッシュ」
フランスでは、この「飼い葉桶」の飾りを「Crèche(クレッシュ)」と呼び、クリスマスの時期になると教会だけでなく家庭や街の広場にも飾られます。地域ごとに個性が光るのが特徴です。
もしクリスマスの時期にフランスへ訪れる機会があれば、ぜひ教会に足を運び、この美しいCrèche の飾りを見てみてくださいね。
いよいよフランスは本格的なクリスマスシーズンがやってきました。
また次回をお楽しみに♬
Joyeuses fêtes(ハッピーホリデー)✋
📝マコマコ