Bonjour!マコマコです。
今日は我が家のオーナーでもあり、Charnay-lès-Mâconのメインストリートに拠を構える素敵な魚屋さん La poissonnerie locale, Le Calypso をご紹介します。
その理由のひとつは”食事”にあるかと。今、住んでいる家の1階は魚屋さんで、有り難いことに、徒歩0分で、新鮮な魚介類が手に入ります。私の地元・出身は相模湾に面した神奈川県藤沢市、やっぱり魚が好きです。
ある日の夕食。白身魚の塩焼き、玄米、あさりの潮汁、キュウリとワカメの酢の物、インゲンの塩ゆで、白菜の漬け物 純和食です。
たまに 店長のYvesが仕入れた魚を見せてくれます。
本マグロ、大ヒラメ、生きたオマール海老など高級品ばかり。これも2階に住んでいる特権です。
新鮮な魚の量り売り
Le Calypsoでは、新鮮な魚や貝類を豊富に取り揃えています。魚介類は量り売りで購入でき、必要な分だけ選べるのが魅力的です。が、まだ慣れません。日本の魚の売り方と比較すると、例えばマグロやサーモンのサク、お刺身のセット、焼魚や煮魚用の1尾1尾(内臓や鱗とってある)は、実に日本の生活に馴染んだ売り方(魚屋さんのご配慮)だなと、改めて感じます。
まさかフランスの内陸で本マグロを食べることができるとは・・・。左の写真のように切って売られている時もあるので、この切り方だと、中おち、赤身、中トロ、大トロがすべて食べれます(贅沢すぎる)。
店内の様子。2001年から同じ通りの数十㍍先で営業していましたが、2023年にこの場所に移動しました。ご覧の通り、店内は明るくとても清潔です。
店内で味わう贅沢
Le Calypsoでは、店内で魚介料理を楽しむこともできます。
お店の入口付近には小さな飲食スペースがあり、日替わりの新鮮なメニューが楽しめます。特に生牡蠣は、その場ですぐに開けてもらい、白ワインと一緒に堪能するのは、何とも贅沢な体験です。
店内で売っている日替わりのお惣菜も絶品です。特にヒラメの燻製が、最高です。
Calypsoオリジナルのパエリアも大人気です。
驚きのケータリングサービス
Calypsoが特に注目されているのは、ケータリングサービスです。
豪華な海鮮プレートや、ホームパーティーにぴったりのオーダーメイドメニューまで、多彩な要望に応えてくれます。特別なイベントやお祝い事で利用する人が多いのも納得です。
我が家も夏の終わりに頼んでみました。
Mâconのスパークリングワインとの相性が抜群です。
地元で築かれた信頼
Le Calypsoは、地元Mâconで長年にわたり信頼を集めてきたお店です。
オーナーの Yves と Caroline ご夫妻は、お客様一人ひとりとの信頼関係を大切にし、いつも笑顔で親しみやすい接客と確かな品質で支持されています。その姿勢が、このお店を地域で愛される Le Calypso になれた理由だと思います。
オーナーの Yves は、気さくでいつも元気。時には、サンタクロースを外に出して、店の前で踊ったりしています。
魚介類の啓発イベントを開催
Calypsoでは時々、海産物の啓発イベントをやってきます。
12月には、STURIA社 の 担当を招待して、世界三大珍味(トリュフ、フォアグラ、キャビア)の1つ Caviar のプロモーションを行いました。
STURIA社のCaviarは最高級品で、5種も試食させていただきました。
Caviarは、ご存知チョウザメの卵で、味わいがとても濃厚、少量でも魚卵特有の強い旨味を堪能することができます。「キャビアスプーン」という真珠の母貝である白蝶貝製のスプーンで舐めるように食べます。
熟成年数やチョウザメの生育年数により値段が変わっていくそうです。
最安値は1缶 35€~、購入すると Caviar缶を開けるための専用のオープナーがもらえます。
この日の最高級品は1缶 130€で、ジャスミンという名前がついていました。
乱獲防止の為の啓発ビデオを見たり、チョウザメの卵の選別作業は丁寧さが求められる為、小さな手を持つスペシャリストが担当しているなど、STURIA社の担当から話を聞き、知らないことばかりでした。
この記事の参考リンク
公式サイト: Le CalypsoのWebサイト
Instagram: Le CalypsoのInstagram
Mâconを訪れた際は、ぜひLe Calypsoに立ち寄ってみてください。
新鮮な魚介類や心温まるおもてなしが、あなたのフランス生活に彩りを添えてくれることでしょう。
また次回もお楽しみに♬
À bientôt✋
📝マコマコ