Bonjour!マコマコです。
11月も中旬に入りました。ブルゴーニュの冬将軍が本気を出してきたのか、とても寒い日々が続いています。
この週末は、「Marché des plaisirs gourmands(マルシェ・デ・プレジール・グルマン)」というイベントに行ってきました。
Mâconの中心から北に約2.5kmの位置にある展示会場 Le Spot
入口でセキュリティチェックを受けて会場内へ
入場料は€3ですが、時間帯によっては無料で入れるタイムゾーンがありました。
会場に入るとすごい熱気!
このイベントは、フランス各地で見られる食の祭典の一つで、地元産の食材を使った商品や伝統的なフランス料理を楽しむことができる場所です。フランスでは、地域の農業や伝統料理への関心が高く、こうしたイベントは生産者と消費者を直接結びつける場としての役割を果たしています。
地元の農産物や食べ物、飲み物を紹介し、訪れた人々がその魅力を存分に楽しめる場で、地元産業の振興やフードツーリズムの推進に貢献しています。
まずは地図でどんなお店が出ているかチェックです!
MâconのMarché des plaisirs gourmandsは、今年で18回目となり、昨年は2.5万人もの来場者がありました(Mâconの人口は約3万人)。
また、フランス国内外からの観光客を呼び込み、Mâconの魅力をより広く知ってもらうことで、地域経済の発展にも寄与しています。また、イベントの開催を通じて、地元の若い世代が農業や食文化に興味を持つきっかけともなっています。
このようなイベントが開催される背景には、フランスに根付いた「地産地消」の思想や、持続可能な食文化を支援する意識の高まりがあります。
Webサイトには、
En quelques mots : nouveauté, saveurs, terroir, gastronomie…
一言で言えば、目新しさ、風味、地元の食材、美食…。
とあります。
このイベントで特に印象に残ったのは、地元の食材と飲み物をその場で楽しめたことです。
まずは、Charnay-lès-Mâconの応援している 地ビール Carnacus のIPAで喉を潤します。次に、Mâconの白ワインを一杯、そのフレッシュな香りと爽やかな味わいを楽しみます。
フランスの食文化を象徴するエスカルゴと、旬の生ガキもその場で味わいました。エスカルゴは、ガーリックバターの香りがたまらず、ワインとの相性が抜群。
生ガキはその新鮮さが際立ち、海の恵みをそのまま堪能できる絶品でした。
*ラクレットも絶品!
*ラクレットチーズ(Raclette Cheese)**を熱で溶かし、パンやじゃがいも、野菜、ハムなどにかけて食べる料理。「ラクレット」という名前はフランス語の動詞 racler(こそぎ取る)に由来し、溶けたチーズを削り取って食べるスタイルを表しています。
いつもお世話になっている魚屋さん Calypsoも大忙しです!
この日は、100人前のパエリアを作ったそうですが、14時で完売していました。
「Marché des plaisirs gourmands」は、地元の食文化の豊かさを五感で味わえるイベントです。訪問者にとっても、生産者にとっても素晴らしい機会となるこのイベントは、Mâconで毎年、開催されています!
ぜひ、来年、足を運んでみてはいかがでしょうか。
おまけ
Mâconで有名なアイスクリーム屋さんの前で「すみません」と日本語で話しかけられました。ビックリして見ると、そこにはフランス人の男の子が。妻との会話で日本語が聞こえてきたので、話しかけてくれたそうで、「人生で初めて会う日本人があなたです」と言って挨拶してくれました。漫画で日本語は覚えたそう。
嬉しい瞬間でした(^^)/
最後まで記事をお読みいただきありがとうございました。
À bientôt✋
📝マコマコ