Bonjour！マコマコです。
この週末、在住するCharnay-lès-Mâconで開催された Nouveaux Arrivants というイベントに参加してきました。これは、地域に新しく引っ越してきた人たちが、地元のコミュニティや自治体、そして他の住民たちと交流するための素晴らしい機会です。

趣のある建物内に50人ほどが集まりました

会場では、市長をはじめ自治体の関係者から町の歴史やサービスについての説明があり、地元のアクティビティやクラブの紹介ブースも設置されていました。子どもから大人まで幅広い年齢層の参加者がみられ、地元住民との交流が盛り上がっていました。

誰が何を担当しているか、それぞれプレゼンがありました。
Charnay-lès-Mâconでは、地産地消に力を入れているようです。

地域の特産品やワインの試飲もあり、フランスの文化に触れることができました。

イベントの効果と魅力

このようなイベントの大きな効果は、地域社会に早く溶け込む手助けをしてくれることです。
新しい場所に引っ越すと、環境や文化の違いに戸惑うこともありますが、このイベントを通じて地域の人々との”つながり”を築くことができ、安心感が得られました。
家族で参加できるので、子どもたちも新しい友達を作る良い機会になるのも魅力です。

コミュニティメンバーによるライブパフォーマンス。

地域の伝統や活動に触れることで、地元への愛着も深まります。
Charnay-lès-Mâconは温かい雰囲気があり、参加者同士もすぐに打ち解けて話し始めることができたのが印象的でした。
また、先週、参加したJardins de Cocagneのイベントに参加している方にもお会いすることができました。

Charnay-lès-Mâconと日本・忍野村の姉妹都市提携

今回のイベントを通じて、Charnay-lès-Mâconが日本の山梨県忍野村と2013年10月から姉妹都市提携を結んでいることを知りました。実際に、忍野村を訪問された職員の方にもお会いできお話を聞くことができました。
忍野村は富士山の美しい風景で知られる村で、フランスとの文化交流も活発に行われているそうです。この提携により、両国の住民が互いの文化や価値観を学び、親交を深める機会が増えています。
忍野村には、幼少期に何度か訪問したことがあったのでビックリです。

このような国際的なつながりがあることは、フランスに住む日本人としても非常に誇らしく感じます。今後、忍野村とCharnay-lès-Mâconの交流イベントが行われる際には、ぜひ参加してみたいと思います。

これ何だか分かりますか？

3つの公立小学校があるCharnay-lès-Mâconですが、環境対策にも力を入れています。
フランスでは、安全の為、保護者が必ず子どもの送迎をします。
この写真の自転車は、子ども達の通学のため2022年から試験的に導入されている乗り合い自転車です。保護者がガソリン車で送り迎えをするのではなく、乗り合い自転車として、試験的にコースを定め最も良いコースを現在、模索しているということです。
大人が一人でも運転できるよう電動自転車です。

Bande dessinéeで紹介

参加者には、扇子とメモ帳、そしてCharnay-lès-Mâconの歴史に触れたBande dessinéeが無料で配られました。Bande dessinéeについては、こちらで詳しく書いています。

Charnay-lès-Mâconの学校に通う少女が、フランスの戦争の歴史について学校の課題が出され、その資料を集めていくというストーリーになっています。
Bande dessinéeの中には、Charnay-lès-Mâconに住んでいる人なら、「あっ、ここ知っている」というスポットがいくつか紹介されています。
ただの漫画ではなく、最後には詳細な資料もついていて、幅広い世代にも興味深い一冊となっています。
もちろん、このBande dessinéeの出版は、Charnay-lès-Mâconに拠を構える
Bamboo Édition（通称 Bamboo社）です。

まとめ

地域のイベントを通じてフランスの文化に触れ、新しい人々と交流を深めることができるのはとても貴重な体験です。しかも、幼少期に訪れたことのある忍野村との関係があることが分かり、ますますCharnay-lès-Mâconが好きになりました。
これからもフランスでの生活を楽しみながら、ブログを通じて皆さんに情報を発信していきたいと思います。

Madame le Maire Christine Robin, Charnay-lès-Mâcon市長が歓迎してくださいました