Bonjour!マコマコです。
ついに、OFII(フランス移民統合局)による語学研修がひと段落しました!
2025年4月15日に始まったこの語学研修。
すべては、このDijonでの面接からはじまりました。
👉 フランス配偶者ビザ更新に必須のOFII面接
道のりは決して平坦じゃなかった…これまでの語学学校記事はこちら👇
🔹仏OFII語学研修がついにスタート!
🔹びっくりフランス語の数え方
🔹今日の仏OFII語学研修は駅にお出かけ!?
Mâconの語学学校に週1で通う生活がスタートしたものの、5月の木曜日はフランス名物「祝日ラッシュ」に見舞われ、なかなか出席できず…。
ですが、6月に起きた récépissé未発行事件(詳しくはこちら👉リンク)がきっかけで、急遽毎週3日通うことになり、出席時間が一気に加速!

6月19日(木)の授業時、先生からなんと
「来週テストを受けて合格すれば、もう来なくて大丈夫よ」
…え?それ、卒業ってこと?

本来は200時間。でも100時間でチャンスが!
実は、語学研修はOFIIの面接によって100h、200h、400h、600hと異なり、私は200時間コース。100時間経過したところで試験を受けて、合格すれば、もう語学研修には来なくてOK になるとのこと。

実は今回の合格はけっこう重要な分かれ道。
もし、不合格なら残り100時間はオンライン受講になるとのことです💻📱。
さらに100時間追加で、パソコン or タブレット or スマホでの授業…。
しかも、まだその内容は未定だそうですが、Duolingo(デュオリンゴ)的なやつになるそうで。
画面の指示に沿って単語を聞いて選ぶ、並べ替える、音読させられる…という、機械的な内容で、先生とのやり取りはナシ。
「え、それって効果あるの?」と思いつつ、ちゃんと受講してテストに合格しないと滞在許可の更新に影響があるので油断できません。

実はOFIIの急な方針転換により、7月からオンライン授業に移行するそうです(7月まであと1週間だけど・・・)。
一方、600時間コースの人たちは、引き続き対面授業とのこと。でも、レベルが本当にバラバラで、アルファベットも書けない人から、普通にペラペラ話す人まで混在…。これは先生大変すぎる。
600時間って、どう考えても12月まで…
テスト内容を覚えている範囲で(A1レベル)
先生から別室に呼ばれ、大体30分くらいやりました。
🎧 リスニングテスト(2つ)
・約30秒の音声を聞いて、5問に回答
・内容は「会社名」「電話番号」「話の概要」など
・音が悪くて聞き取りづらかったけど、想像力が勝負!
📖 リーディングテスト(2つ)
- 研修プログラムの招待状を読んで回答(日時、持ち物など)
- 賃貸物件情報を4件読み、部屋数、最安値、エレベーターの有無、地下鉄の近さなどを答える
✍️ ライティングテスト(2つ)
- 賃貸会社へのSMS(35文字以内)
- 見学希望日
- 希望する物件の条件3つ
- 感謝の言葉 - 個人情報記入(氏名、生年月日、住所、職業、緊急連絡先など)
ちなみに、以前先生から「料理器具や家具の名前、体の部位を覚えて」と言われたけど、それは一切出ませんでした(笑)

❌ オーラル(口頭)テストは?
通常あるそうですが、先生いわく「あなたはもうフランスで働いてるし、簡単な会話はできてるから受けなくていいわ」とのこと。
いやいや、マコマコよりずっと話せる人も受けてましたけど!?
ま、ありがたくパスさせていただきました🙏
フランス語A1レベル、なんとか合格!
授業で一緒だった多国籍の仲間たちと励まし合いながら、ついにA1レベルの壁を越えることができました👏
発音しにくい「マコマコ」の名前も、最後にはみんなスラスラ言ってくれて、ちょっと感動。漢字を書くだけで拍手が起こったり、日本のボールペンや筆記用具を「それ見せて〜!」と喜ばれたり、文化を共有できるのって本当に素敵だなぁと思いました。漢字書けるってすごいんだ。

これで終わり…と言いたいところですが、次の滞在許可証更新時にはA2レベルの証明が必要とのこと!
これも最近、新しく加わった用件のようで、まだまだ気は抜けません。
ありがとうと、でも、抗議も。
お世話になったIsabel先生には、地元 Charnay 名物のチョコレート屋さん Éclat de Chocolat の鉛筆型ショコラをプレゼント🎁

とっても喜んでくれました!
一方、別の先生にはちょっと納得いかないことが…。
テストに必要だからと、授業中に記入した 個人情報シート(名前、住所、生年月日、勤務先、家族構成など)を、スキャンしてプロジェクターで全員分を公開&添削!

「C’est pas grave(大したことじゃない)」って言ってたけど…いやいや、大問題でしょ😨
他の生徒さんも怒っていて、プライバシーの扱いに関しては日本との感覚の違いを強く感じました。
スキャンデータ、ちゃんと消したかな。

フランス語が分かるってやっぱり嬉しい
17日間かよいました。1日7時間の授業。
6月のぶどう畑仕事が朝6時スタートで昼に終わった日は、そのまま午後から語学学校へ直行。
我ながら、よく頑張ったぞ!

A1はものすごーい初級レベルで、複雑な気持ちもあるけれど、「フランス語がわかるようになる」って、やっぱり嬉しい。千里の道も一歩から、客観的な評価もあり少し自信がつきました。
ちなみに、対面の授業最終日の6月27日、授業の終わりに先生が「今日は最後だから、みんなでお茶会よ」と提案。予定より30分早く授業が終わって、ささやかなティータイムが始まりました。
が、ここでマコマコ、軽くカルチャーショック…。
というのも、給湯器の水圧が弱すぎて、水がなかなか出ない!それを見かねたある生徒さんが、なんと「じゃあみんなのウォーターボトルから水を集めて、沸かそう」と提案し、次々と各自のボトルから水を回収していくのです。
え、ちょっと待って?それ、みんな口つけて飲んでるやつじゃない?(笑)
マコマコが潔癖すぎるのか、熱すればセーフなのか…。うーん、ここは迷った末に、そのお茶は丁重に辞退し、エアー乾杯で参加しました。気持ちはしっかり通じたからOKってことで!

何はともあれ、OFIIの語学研修はこれで終わった?ようです。
正式な「attestation(修了証)」とかは? …いや、何ももらってないけど?(笑)
と、若干不安もありつつ、これがフランス流ってやつか…。
良いのです。今回の学びの先にある新しい出会いや発見が、何よりの財産ですから。
最後まで記事をお読みいただきありがとうございました。
少しでも参考になりましたら幸いです。
À bientôt✋
📝 マコマコ