(後編)ブルゴーニュの都 Dijon へ!~フランス配偶者ビザ更新に必須のOFII面接~

渡仏準備

Bonjour!マコマコです。

前編のDijonの記事、お読みいただきありがとうございました。

いよいよ、OFIIでの面接となる後編になります。
結果としては、惨敗であります。うーん、悔しい😢


OFIIとは?

OFII(Office Français de l’Immigration et de l’Intégration)は、フランス移民・統合庁の略称で、移民の受け入れと統合を担当する機関です。滞在許可の取得や、フランス社会への適応支援を行っていて、今回の面接もその一環となります。
フランスに滞在する外国人は、OFIIでの手続きは避けては通れません。


そもそも、なぜOFIIの面接が必要なのか?

以前の記事「フランス配偶者ビザの申請」から、約8か月、ようやくOFIIから招聘状が届きました。
実は、7月に連絡があったのですが、生憎、パリに滞在する日と重なってしまいリスケジュールをお願いしていました。
待てど暮らせど連絡が来ず、Lyonの日本領事事務所 よりアドバイスをいただき、OFIIのDijon事務所にこれでもかーと、かたっぱしから連絡を試み、ようやく電話がつながり 2月27日(木)14時~の招聘状をメールで送っていただきました。

こちらが届いた招聘状。誓約書への署名と健康診断の為、次の日時に次の場所へ来てください!という内容。持ち物も書いてありますが、パンドラボックスであります( ゚Д゚)

持ち物として、
①招聘状(結局、見せなくてOKだった)、②有効なビザまたは滞在許可証(パスポートに貼ってあるやつ)、③フランスまたは海外のフランスの中等学校に在学していたことを証明する書類(10日で日本から取り寄せるのは無理なので諦めた)、④フランス国内または国外の中等教育機関に3年以上在籍していることを証明する書類(これも10日で日本から取り寄せるのは無理なので諦めた)、⑤フランスの高等教育機関で1学年以上学んだことを証明する書類(ありません)、⑥予防接種記録(記憶を頼りにスマホにメモ)、眼鏡、補聴器の有無、➆通院記録(1年以内のもの。)、⑧該当する場合→ 出産記録、未成年の子供の健康記録、➆健康状態に関する書類(処方箋、過去にさかのぼる検査結果など健康状態に関する書類(ありません)

いやいや、日本から10日以内に送ってもらうの無理な書類が結構あるよ✋
ということで諦めた書類がいくつかありましたが、結局は、メモ程度でOKでした。


現在、取得している配偶者ビザの有効期限は2025年6月5日までで、最初は1年しか期限がありません。自動更新とかはなく、このOFIIの面接を受けなければ、更新ができません(これはマズイ)。更新は有効期限の3か月前から可能なので、何が何でもクリアする必要があります。

OFIIでの面接は、フランス社会に統合するためのプロセスの一環で、面接を通じてフランス語能力の確認やフランスでの生活状況を把握されます。また、必要に応じて語学研修やフランス文化・社会研修の受講を義務付けられることもあるそうです。

やるっきゃない💪



14時に行ったけど、それまでは入れない

DijonoのOFIIは、駅から約1.2kmで、徒歩20分ほどのところにあります。

初めて訪問する場所のため、30分前の13時30分に到着。
誰もいないし、なんか工事してるし、と思いながらも突撃!

Google mapでは、建物の裏が示されていたので、裏口から入っていったら、入ってはいけない場所だったらしく、職員の方に案内され、正門にいきました。
すると、さっきまでいなかった正門の前に人が集まっていました。

18歳未満の場合、法定代理人(保護者)が同伴必須ですが、19歳以上の方の付き添いはここでお別れしていました。
不安だなー、アジア人っぽい人、誰もいないなー😰

そして、指定された面接時間である14時になっても中に入れてもらえず、不安はつのる一方。
ようやく、Sécuritéと書かれたジャケットを着ている人が予約のある人の名前を呼びはじめました。
「macomakoさーん」なぜか笑顔で呼んでくださいました(発音が難しかったのかな)。名前が呼ばれて、一安心。OFIIの予約のある皆さんと一緒にみんなで中に入ります。
(各OFII事務所によるのでしょうが)受付が開くまで外で待つ必要があり、早めに到着しても無駄になるので、時間を調整して向かうのが良さそうです。


パスポートで身元確認、その後、一時回収されて焦る

DijonのOFII事務所は、「Cité Administrative Dampierre conciergerie」という行政機関が集まる建物の2階にありました。

受付でまずパスポートを提示し、身元確認が行われました。
フランス語はなせる?と聞かれ、すこーーーし、と言うと。英語で、まあ、大丈夫だと思うよ!と。
本当かな・・・。

しかし、その後パスポートが一時回収されることに・・・。事前に聞いていなかったため少し焦りましたが、手続きの一環だったようです。

特に問題なく、その後、すぐに返却されました。

緊張していたのか、喉がカラカラ。待合室には、ウォーターサーバーが✨砂漠の中のオアシスにしか見えません!
他にも、小さな子どもが退屈しないように本やオモチャが置いてありました。



いよいよ OFII の面接へ

パスポートや滞在許可証で全員の身元と出席の確認が終わり、14時15分からスタート。
会場内を周りを見渡すと10人ほどが部屋の中にいました。子どもも2人ほど。
はじめに今日の流れについて職員の方から簡単に説明がありました。


OFII紹介ビデオの視聴(約5分)

説明が終わると、OFIIの存在意義や事業内容、フランスの生活に関するビデオを視聴しました。大体、5分くらいです。


フランス語の筆記テスト(20分間)

続いて、すぐに筆記テストです。職員の方が変わり、試験の紙を持っています。
イラストはイメージ

最初から、面食らってしまいます。
「問題は大きく4つあります。第1問目は〇〇〇です。第2問目では、〇〇〇を書いてください」(何を言っているのかほとんど分かりませんでしたが)「うん?これはまさか問題の答えを言っているのでは?」しかも、問題用紙の中まで見えているし。

「ペンがない人は手を挙げて✋」と貸してまわっていました。

ここで、良かったなと思ったのは、鉛筆と消しゴムを持ってきていたことでした。
ボールペンではスペルミスや回答ミスしたときに消せないので大変そうでした。

そして、もっと面食らったのが、何と試験管の方が、日本語が話せたのです!顔はフランス人そのものでしたが、昔、日本に住んでいたことがあるらしく「ペンはありますか?」とそれはもう丁寧な日本語でお話いただき、緊張感が一気に解けました。

会場内の机は椅子にくっついてる折りたためる小さいやつで、スマートフォンを音が鳴らないようにすること、試験時間中は話さない、隣の人の答えを写さない、質問をする際は手を挙げるなど、日本の一般的な試験と同じでした。

「(改めて)カンニングできないように席を離してね~、制限時間は20分だよ~、じゃあ、スタート。」

大問1
スポーツジムへの申込用紙を記載する内容。
基本的な個人情報を正確に書けるかを問われます。苗字、名前、誕生日、出身国、住所、郵便番号、電話番号、メールアドレスなどを記入しました。

大問2
少年と大人とのSNSの会話の記述問題
。内容はあんまり覚えていませんが、少年の吹き出しに書いてあるメッセージに対して、大人役として応答を書いていく問題でした。

大問3
2つあります。A4用紙の半分に長文が書いてあり、文書を読んで設問に2つ答えるかたち。選択肢が4つあるのが有難かったです。

大問4
キッチンの絵が描写されていて、コンロが熱くなっている様子。そこにいくつか注意書きがあり、次に使う人に対してアドバイス的なことを書く記述問題。

半ばあきらめながら20分を待ちました。あれ、他の人も結構、空欄多くない?と少し安心する自分がいました(情けない)。

「この後は、順番に面接するから」と、待機室で待つことになりました。

フランス語の会話テスト

待機室で待っていると次々と呼ばれていきます。一人、また一人といなくなり、最後になり、また不安が増していきます。
面接をしてくださったのは、筆記試験の面接官で、日本語ができる方でした!ラッキーと思いつつも、もちろんフランス語の会話テストなので、、、

①いつフランスに来ましたか?
 → 2024年6月からです!

②どこに住んでいますか?
 → Charnay-lès-Mâconに住んでます!

③仕事してますか?
 → Domaineで働いてますよ(どや顔)!

あれあれ?!自己紹介から始まると思っていたら、全く違う・・・。
しかも、3つ目の質問に回答した時点で、筆記テストのフィードバックがはじまり、

うーん・・・と悩まれている様子。

ここから、日本語に変わり、
「困ったなぁ、この語学力では、フランスで生活するには大変だから、200時間の授業を受けてください!ただ、あなたは平日、ワイナリーで働いているからなぁー」と。

土曜日の学校は、ここDijonか、Mâconから北に約60kmのChalonしか開校していないらしく、Mâconの学校に行くためには、Domaineと仕事の調整をしなくちゃなーと悩まれていたようです。

とりあえず、200時間は必須とのこと😔
ここは、無料でフランス語の学校に行ける🏫と、ポジティブにとらえます!

対面でも、オンラインでも受けれるそうですが、あなたの場合は対面の方が良いともアドバイスを受けました。

色々と親身になっていただき、有り難いです。


事務手続き(通訳付き)

フランス語の会話テストを終えて、待機室で待っていると、既にすべての手続きを終えて帰宅する人も・・・、あれ?macomakoは、まだメディカルチェックも受けてないよ。

ようやく呼び出され、担当は、最初に今日の流れを説明してくださった方でした。
「あなた、英語、日本語とどっちが得意?」と言われ、そりゃ日本語の方がというと、急に電話をしはじめました。なんと、電話通訳サービスをよんでくださいました。

机の電話をスピーカーフォンにして、次のことを聞かれたり、確認しました。

・電話番号、メールアドレス、生年月日の確認
・住所などの個人情報の確認
・運転免許証の有無(日本の運転免許証はフランスの運転免許証に切り替え可能)
・仕事の確認
・家族構成
・フランスの保険に入っているか
・大学での専攻(€75払うと、フランスの学位かえてくれるそう)
・日本での前職
・滞在予定年数
・税金の支払い状況などを確認されました。

Domaineとの契約書や給与明細、妻の勤務先情報など持っていて良かったです。

ここで、一通りの説明がおわり、最後に誓約を行いました!

① 指定の語学学校で200時間の授業を受けること!
 →100時間経過した時に再度テストを行いレベルに達していれば、その後の100時間は免除OK

②4日間のフランス文化・社会に関する研修を受けること!
 →3回分は既に決まっている曜日になるが、4回目の受講は3回目の時に決める。恐らく、あなたの場合は4月に入ってからだろう!

いやいやVISA更新したいんだけど!

それは大丈夫!OFIIとVISAセクションはお互いに情報共有しているから、研修を受けていなくてもVISA更新は可能とのこと!う~ん、本当かな。

③ ①、②を必ず行うこと!
サインをすると、ファイルをもらい、次はいよいよメディカルチェックです。

このファイルの書類は ぜーーーーったい に無くさない ように言われました。
今後のビザ更新に必要な情報で、再発行できないそうです。今後、住所や何か情報が変わった際の連絡先一覧もいただきました。


最後にメディカルチェック

事務手続きを終えて、戻ってくると、もうmacomakoしかいません。このとき既に16時30分。
まずは、精神疾患に関するアンケートを書いていきます。日本語だ、有り難い。

看護師の方の部屋に呼ばれ、英語で、
①名前、②生年月日、③身長、④体重、⑤眼鏡やコンタクトレンズの有無
を聞かれました。

あなたは健康ですか? Oui!
そうね、健康そうね~と言われ、簡単な問診のみ。

あれ、視力検査とかしないの?と聞くと。

「あなたは、日本人で、健康診断はやっているでしょう。ここに来る人は人生で一度も健康診断を受けていない人もいるから、そういう人はチェックをするの!」と言われ、ほぼスルー状態。

時計をチラチラ見ている・・・これは退勤時間が近いからスルーされたのでは🤔

次にドクターとの面接があるからと言われ、ドクターの部屋に案内されました。

ドクターも、看護師の方からの問診票を見て、予防接種のことを聞かれただけ。フランスの予防接種カレンダーをもらいました。


予防接種の有無をメモしておいて良かった!

最後に、どこのDomaineで働いてるの?と聞かれ、Domaineの名刺を見せると、
これくれる?今度、🍷のテイスティングに行くね~と、あっけらかんな対応。

あれあれ、、、メディカルチェックがこんなに早く終わるなら、待ってなくて良かったんじゃない?!
(すんません、今回は相当に疲れていたのか、ボヤキが多いですね)

すべての手続きを終えると17時を過ぎていて、日本語の出来る職員の方にお礼を言いにいこうとしたら、もうすべてのドアが閉まっているから、あなたは裏口から出て!と言われ、
結局、最初に入った間違ったドアから出ることに笑

何はともあれ、OFIIの面接を終えました。

とりあえず、どっと疲れたけど、終わって良かったです!

帰りの電車の車窓に癒やされ、ひとり反省会です。

Mâconはすっかり夜になっていました。


OFIIとの面接を終えて

残念ながら、フランス語力が A2レベル CEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠) に達していなかったため、200時間の語学レッスン4回のフランス社会・文化研修(これはどのレベルでも必須)の受講が義務付けられました。

これが今後のビザ更新にも影響する可能性があるため、フランス語の学習を本格的に進める必要があります。

ポジティブに考えれば、フランス語の語学学校に行ける機会であり、フランス生活を改めて考えるきっかけになりました。
フランスでの長期滞在を考えるなら、避けて通れない壁のひとつが言語の習得。面接を通して、フランス語の重要性を再認識しました。

今後の生活をより充実させるためにも、フランス語学習にしっかり取り組んでいきたいと思います。

なお、フランス語力のチェックや、メディカルチェックが別日に行われるケースもあったようですが、OFIIによって違うようで、今回はすべて3時間程度で完了しました。

これからOFIIの面接を受ける方は、時間配分やフランス語の準備をしっかりしておくと安心です!

今回のDijonでの出来事、前後編にわたり、記事をお読みいただきありがとうございました。
少しでも情報がお役に立ちましたら幸いです。また、次回をお楽しみに♬

À bientôt✋

📝マコマコ