パリオリンピック2024の開会式をMâconで観た夜

フランス生活

Bonjour!マコマコです。

~Paris Olympic 2024 Opening Ceremony~
Cérémonie d’ouverture des Jeux olympiques de Paris 2024

2024年7月26日(金)、待ち望んだパリオリンピックの開会式が華々しく開催されました。
ここMâconでも、この歴史的な瞬間を一緒に楽しむための特設会場が設けられました。
今回は、ここMâconで観たパリオリンピック開会式の様子をお届けします。


街の中心部にある広場に特設会場ができました。


特設会場のオープニングイベントでは、市長がテープカットを行い、式典が行われました。

このイベント名は、FESTI’SPORT 71。71はMâcon周辺の郵便番号です。
日中は子どもたちへオリンピック競技体験機会を提供しています。
紙芝居風の動画をどうぞ!

 

パブリック ビューイングでの一体感

広場にはパブリック ビューイングが設置され、会場は大いに盛り上がりました。
大スクリーンに映し出されたセーヌ川を舞台にした壮大な開会式のパフォーマンスに、観客全員が釘付けでした。


昼間の様子。まだ誰もいません。フランスチームの競技が放映されています。


夜は打って変わって、たくさんの人と一緒に開会式を観ました。
夏のオリンピックとしては初めて、スタジアムの外で行われた開会式でした。

フランスらしい演出ではありましたが、個人的には良かったなと。
雨のなか、Ça ira(大丈夫、うまくいくよ)から始まったひとつ一つのメッセージに演出とストーリーでした。

セーヌ川を選手達が85隻の船でパレードしました。
日本チームは93番目に登場で、カザフスタン、ヨルダン、ケニアと同じ船で入場ならぬ入川です。

フランスチームのセーヌ川 in。
会場は歓声と拍手であふれました。多くの人がフランス国旗を振りながら、声援を送っていました。

 

中盤のみどころ。ひと通りの演出が終わり、このタイミングでの『Imagine』はグッときます。大会のスローガンは「Games Wide Open(広く開かれた大会)」平和への願いを込めた歌声が響き渡り、会場全体が感動に包まれました。

 

聖火点灯前の歴代オリンピックの名シーンの数々。ここから怒濤のクライマックスとなります。

 

この夜最大のサプライズが待っていました。
聖火点灯から、最後に登場したのは、なんとセリーヌ・ディオンさん。彼女が歌った『hymne à l’amour 愛の賛歌』は圧巻。圧倒的な迫力で、観客を完全に魅了しました。

 

セリーヌ・ディオンさんは、筋肉の硬直や痙攣を引き起こす スティッフパーソン症候群という非常に稀な神経疾患を患っていて、歌うのか?歌わないのか?最後まで分からず注目されていました。その歌声に多くの人が感動したはずです。

 

深夜まで続く熱気

開会式が終わったのは深夜でしたが、会場にいた誰もが元気いっぱいでした。お互いに感想を語り合い、笑顔で夜を締めくくりました。このような特別な時間を共有できたことは、良き思い出になりました。

これから、8月11日までの17日間、フランスの首都パリを中心にオリンピックが開催されます。

叶うなら、現地観戦してみたいです!

À bientôt✋

📝マコマコ