Bonjour!マコマコです。
私の住んでいるフランス・ブルゴーニュ地方の町Charnay-lès-Mâcon(シャルネ=レ=マコン)では、この春、「春のお花」をテーマにした写真コンテスト「Poésie florale(ポエジー・フロラル)」が開催されました。
📷写真を応募したところ、なんと表彰されるという出来事がありました!やったー。

日々の生活の中で出会った春の美しさを、写真という形で表現できたこと。そして地元の人々と一緒に、この小さなイベントに関わることができた体験をご紹介します。
春を切り取る「Poésie florale」
4月中旬、町の掲示板にひとつのポスターが目に留まりました。

Concours photo « Poésie florale »
Charnayの自然、花、生物多様性、そして文化遺産を表現する写真を募集します!
応募期間:2025年4月15日〜5月25日
表彰式:6月20日(市役所にて)
賞品:プロカメラマンとの1日同行撮影、写真教室、展示、記念品など!
Webサイトの詳細は こちら
これまでスマホで何気なく撮っていた草花の写真。でも、自分が“いいな”と感じた春の一瞬を、地元の人々と共有できる場になるなんて、すてきな取り組みだなと思い、思い切って応募してみることにしました📷✨
応募した写真と、撮影のひと工夫
私が応募した写真はこちら

初めて自転車でCharnay-lès-Mâconを サイクリング した際に通った、昔のワイナリーの跡地 Champgrenon(シャングルノン)。ここは、今、働いているDomaineの畑もある場所でもあります。
キレイなタンポポ Les Pissenlits が咲いていたので、スマホを地面に置いて、タンポポの目線になるように撮影しました。
光の入り方や背景のバランスに気を配りながら撮影しました。ちょうど飛行機雲や子ども達が遊ぶ凧も入りラッキー!
ちょっとした工夫で写真がぐんと良くなるのが面白いところです。
ファイナリストに選出され、SNSでの投票へ
応募総数はおよそ50作品。その中から、審査員によって13枚のファイナリストが選ばれました。
なんと、私の写真もその中に選ばれていたんです!
5月26日から、InstagramとFacebook上で公開され、一般投票がスタート。
自分の作品がSNSに掲載されているのを見て、正直ちょっと照れくさいような、でも誇らしいような気持ちでした☺️
🔗 Instagram投票ページ
🔗 Facebook投票ページ
(※ちなみに、投票途中にシステムエラーが起こり、投票がリセットされるハプニングも…!💦)
表彰式に参加しました🎉

2025年6月20日、Charnayの市役所で行われた表彰式に参加してきました。
ファイナリストとして呼ばれるなんて、人生でなかなか経験できることじゃありません。

当日は、市長さんのスピーチに始まり、イベント発案者の方から、受賞者の名前が順に呼ばれました。
プロの写真家の方からの講評もありました。評価ポイントは、Charnayの風景を良く表している作品とのこと。

私は入賞扱い(=特別賞)として表彰を受け、作品は町の広報や掲示スペースに掲載されることになるそうです!
会場に来てビックリ、なんと同じDomaineで働く同僚の写真も選ばれていてました🌿

目を見て Merci!とお礼。中身が気になる(笑)

📖 記念品には、町の歴史について書かれた本や、花の種の詰め合わせが。

表彰式の様子は こちら(フランス語) のからご覧いただけます。
「順位より、心に残る体験が宝物」
実は、SNS投票の結果は 最下位…(苦笑)でした。

6人の方が投票してくださったことに感謝しつつ(最優秀賞は146票)、
それで落ち込むよりも、「町のイベントに参加し、何かを表現する」というプロセス自体がとても楽しく、豊かな経験となりました。
自然を見つめる視点、日常の中の美しさ、それを他人と分かち合う喜び。
フランスでの生活が、こうして小さな喜びで彩られていくことに、改めて感謝したいと思います。
TOP 3 の作品

表彰式のあとは、もちろん!!!

20時を過ぎても明るく、市役所のテラスでのひとときは気持ちがいいものです。

フランスに住んでいると、こうした地域密着型のイベントが頻繁にあります。
文化的なもの、自然をテーマにしたもの、地元の食材やワインに関する催しなど。

飛び込んでみると、意外な出会いや、自分自身の新たな一面に気づけるかもしれません。
最後まで記事をお読みいただきありがとうございました。
また次回もお楽しみに♪
À bientôt✋
📝マコマコ