春はもうすぐ 特別な畑での作業 ─ Saint-VéranとVergissonにて

フランス生活

続いて、Pouilly-Fuissé(プイイ=フュイセ)のClimatに位置づけられるVergisson(ヴェルジッソン)での作業です。Domaineで最も高価なワインのブドウを生み出す畑で、車で片道20分もかかりますが、この縦100m、横10m、全部で11列の畑を大切にされています。

これまた、9月の Vendanges の時と比べると違いがありますね。

こちらでも、まずは剪定チームがブドウの枝を切っていきます。

この日は、大変だからと 我が家の前にある L’Atelier の Pain au chocolat(パン・オ・ショコラ)をいただきました。有難い。

ランチタイムの一コマ①

この日は、同僚の愛犬 Gizmo(ギズモ)が応援に来てくれてました。

ランチタイムの一コマ

双眼鏡で何かを見ています!何でも、高台にプール付の高級別荘があるんだとか。
いつもはそれぞれの場所で働くことが多いのですが、こうしてチームで働くと、また面白い一面が見れていいですね。

午後も作業をしていきます。剪定チームはブドウの枝を切り終えると、剪定に入っていました。

誘引には、機械を使う方法と、針金で巻いていく方法があります。機械の方が圧倒的に早いのですが、ブドウの枝を傷つけてしまうリスクもあります。

この日も、作業を終えることができました。気持ち良く週末を迎えることができます。

まとめ

ブルゴーニュのワインは、その土地のClimatが生み出す個性によって価値が高まります。
今回作業をしたSaint-VéranとVergissonの畑も、それぞれ独自の特性を持っていて、そこから生まれるワインが楽しみです。

冬の畑仕事は地道な作業ですが、こうしたひとつひとつの工程が、最終的に素晴らしいワインへとつながるのだと改めて実感しました。今後もワイナリーでの経験をブログで紹介していきたいと思います。
ぜひお楽しみに!

À bientôt✋

📝マコマコ