Mâconにもワインサロンがきたー!サロンでトレジャーハンティングの巻🍷✨

フランス生活

Bonjour!マコマコです。

4月26日(土)、Mâconで開催されたワインサロンに行ってきました!
4月25日~27日と3日間の開催ですが、中日に突撃です。

公式サイトはこちら 👉 Salon des Vins

前回の3月8日 Charnay-lès-Mâconでのワインサロン に続き、ご紹介していきます。


Mâconのワインサロンって?

Mâconのワインサロンは、毎年春に開かれる大きなワインイベントです。
1954年の第1回目の開催を機に、今年2025年でなんと36回目を迎えたそうです!(歴史がある!)

地元ブルゴーニュ地方を中心に、フランス各地から生産者さんが集まり、試飲しながらお気に入りのワインを探すことができます🍷✨

会場は、去年の11月17日に参加した Mâconでの美食の祭典 のイベントと一緒で、Le Spotです。

Mâconの中心から北にある会場。ソーヌ川沿いの散歩道を通っていくと気持ちがいいです!

入口に到着!いざ中へ入ります。
参加費は一人5€+ワイングラス代として2€かかりますが、今回も事前に無料クーポンをいただいていたので、無料であります👍

ワインサロンごとに試飲グラスがいただけるのが記念になっていいですね!


Mâconワインの魅力🍇

ここで開催場所のMâconワインを少し紹介します。MâconワインといえばChardonnay(シャルドネ)です!
フレッシュで果実味たっぷり、それでいてミネラル感のある白ワインが有名です。

さらに、Mâconエリアで特に人気のアペラシオンといえば、

● Mâcon-Villages(マコン・ヴィラージュ)
Mâconエリアの中でも特に良質な畑から生まれるワインだけに許される呼称。
明るく生き生きとした果実味、爽やかな酸味が魅力で、手頃な価格帯ながら非常に満足度の高い白ワインです✨

● Saint-Véran(サン・ヴェラン)
柔らかく上品な酸味が特徴の、親しみやすい味わいの白ワイン。
同じくシャルドネ100%で造られ、料理との相性も抜群です🍴✨

● Pouilly-Fuissé(プイィ・フュイッセ)
Mâconエリアの中でも最高峰とされるアペラシオン。
ふくよかなコクと、繊細なミネラル感、熟成にも耐えるポテンシャルを持ったシャルドネです。
ブルゴーニュ白ワインの中でも世界的に高い評価を受けています!

こうして並べてみると、
Mâconは本当にシャルドネ好きにはたまらない宝庫だなぁと改めて感じます☺️🍷

サロンでは、ワインだけでなく地元食材を使った料理もふるまわれていました。
Mâconの観光局も出展していて、地元の魅力を紹介していました。


ワインサロンの楽しみ方〜トレジャーハンティング〜

今回のワインサロンでは、ちょっと面白い宝探しイベントが開催されていました!

受付で渡される 宝の地図 に沿って、
指定された4つのブースを順番に回っていきます。

最初のブースだけは受付で教えてくれるのですが、

各ブースでクイズが出題され、
正解しないと次の場所を教えてもらえないという仕組み、
まさにワイントレジャーハンティングでした!🍷🗺️

気になるクイズの内容は、

・今日の出展者の中でブルーチーズと関連するワイナリーはどこでしょう?
 ↪ ワイナリに ブルーがつく ブースでした。

・蜂蜜をふんだんに用いたワイナリーはどこでしょう?
 ↪ ワイナリーのロゴにミツバチが描かれていました。

など、自然といろんなワイナリーを巡るきっかけになるので、
ふだん出会わないタイプのワインにも触れられて、とっても楽しかったです!

ゴールでプレゼントゲット🎁

正解したブースで宝地図にサインをもらいます!

無事に4つのブースをクリアすると、プレゼントがもらえました✨
なんとゴールは、我が家から徒歩5分の地元ブルワリー CARNACUS のブースでした。
ワインサロンの宝探しのゴールがビールとは皮肉なのか笑。でも、すごい混雑してました。

いただいたプレゼントは、
中に保冷剤が入ったワインボトル専用の持ち運びケース

これがまた便利そうで、
これからピクニックや友人宅にワインを持っていくときに大活躍しそうです🍷🧊

今回、試飲した中でビックリするほど美味しかった Alsaceのdemeterワインのボトルを合わせてみました。Grand Cru のスペシャルなやつです。



サロンで見つけた!巨大ワインボトルたち🍷

ワインサロンを回っていて、思わず目を奪われたのが超ビッグサイズのワインボトルたち

普段は750ml(75cl)のボトルが一般的ですが、
今回はさらに大きなボトルもずらり!

容量呼び名(日本語)フランス語表記
1.5LマグナムMagnum
3LジャロボアムJéroboam
6LマチュザレムMathusalem
9LサルマナザールSalmanazar
12LバルタザールBalthazar
15LナボナサールNabuchodonosor
18LメルキオールMelchior

さらに特別なケースでは、なんとMelchior18リットル以上のボトルも存在するそうです!

こうなるとソムリエが2人がかりで、ワインを注ぐそうです。大きなボトルは、パーティーやお祝い事にぴったり!

しかも、ゆっくり酸素に触れることでワインがまろやかに熟成されるというメリットもあるんだとか✨目の前で見ると、迫力満点でした。


ボジョレー地方ブースでアンフォラのワインを体験!

ボジョレーヌーボーで有名な、ボジョレー地方のブースでは、
Amphore(アンフォラ)で作られた珍しいワインにも出会いました🍷✨

アンフォラとは、ワイン発祥の地とされるジョージアや、古代ギリシャ・ローマ時代から使われていた素焼きの壺のこと。
現代では、自然な酸素交換を活かして、
樽熟成とはひと味違う、ピュアで透明感のあるワインを生み出す手法として注目されています!

つくり手の方に注いでいただきました!素敵な手です。

ボトルのかたちも興味深いです。
実際に飲んでみたアンフォラワインは、
まるでブドウそのものをギュッと閉じ込めたような味わい。最初のアタックが心地よかったです。
こんな発見も、サロンならではの楽しみです♪


気になった出展者事情

最後にちょっと裏話です。
今回、出展者さんとお話していたら、こんなことを教えてくださいました。

このサロンの出展料、なんと1ブース850€(約13万円)/3日間!

生産者さんにとってはかなりの負担ですが、
それでも「直接お客様にワインを知ってもらうチャンスだから」と頑張っているとのこと。

改めて、私たちが美味しいワインに出会えるのも、
こうした生産者さんたちの情熱のおかげだなぁと感じました☺️🍇

会場の様子を動画で少し


まとめです✨

Mâconのワインサロン、ワイン好きさんなら絶対に楽しめる 素敵なイベントでした!

地元からフランス各地のワインに出会えるのはもちろん、
トレジャーハンティングの面白さ、造り手さんたちの思いにも触れることができて、大満足の一日でした🍷

週が明けると Domaineでの仕事が再開します。
ワイナリーでの作業についてまた綴っていきたいと思います。

最後まで記事をお読みいただきありがとうございました。
また次回もお楽しみに♪

À bientôt✋

📝マコマコ