Bonjour!マコマコです。
前日にたっぷりと Parthenay を観光し、いよいよ 今回の主目的である サマー・パーティー の日となりました。
妻の実家に、家族・親戚 一同、約30人が集まりました。
妻のお母さんは5人兄弟の長女、ホストとして準備をしていきます。
昨年、日本に来た義弟くん、すっかり日本が気に入り、餃子をつくっています。
素敵なお庭。竹があり一番おちつく場所です。
この庭で結婚式のパーティーをした思い出の場所でもあります。
遅れて始まるのが当たり前?
19時集合のはずが、みんなが徐々に集まり始めたのは20時頃。
その後も突発的に参加者が増えていきました。「おくれてくる」というよりも「自分のペースで」集まるのがフランス流と感じました。
日本では考えられないような時間感覚ですが、フランス人ならではの楽しみ方だと思います。
みんなが集まるまで、フィンランド発祥のスポーツ mölkky(モルキィ) をしました。
広い庭にはサッカーゴールがあり、未来のフランス代表をコーチングします。
⚽PK対決!
「Apéro」の時間を楽しむ
人が増えたところで、まずは Apéro(アペロ)の時間です。
Apéroは、Apéritif(アペリティフ)の略で、食前酒や輕いおつまみを楽しむ時間のことを指します。
この日は、Apéroの時間が2時間以上も続き、ドリンクやスナックを口にしながら近況報告を楽しむのが主となりました。
ママさん特性の Sangria(サングリア)がふるまわれました。
フルーツ入りワインカクテルで、赤ワインをベースに、果物(オレンジ、レモン、リンゴなど)や甘味料、スパイスを加えて作られます。爽やかで飲みやすいため、暑い時期には最高です!
20時過ぎ、少しずつ陽が傾きはじめましたが、まだまだ明るいです。
フランスの夏の夜は長い
フランスの夏は陽が長く、21時頃でもまだ明るいのが印象的でず。
ママさんの「À table!」の掛け声でテーブルにつき、パパさんがBBQで肉を焼き始めたのはなんと”22時頃”。
パーティーは、夜明けまで
その後も食事やゲームが続き、大人も子どもも全員が真夜中にデザートを楽しむのは、日本と比較すると不思議な時間でした。
(さすがに途中で寝ましたが)最後まで起きていた人は何と、空が白みはじめた 午前5時頃に解散したそうです。
あごひげの長さ対決!負けました😢
笑顔が素敵、対決!こちらは完敗です😔
日本とフランスの時間感覚の違い
「時間を守る」文化 vs 「楽しむ」文化
日本では時間通り開始や早めの終了が重視される一方、フランスでは時間を気にせずに自由に過ごして楽しむことが重視されているように感じました。
これは、なかなか慣れるまで大変そうです。
深夜過ぎ、夜も更け、若者チームはゲームをして楽しみます。
フランス人の夏の過ごし方
夏のパーティー以外にも、フランス人は長いバカンスで旅行をしたり、家族との時間を大切にします。それは、パーティーで見られる自由な時間感覚にも通じるものがあります。
翌日は、昼のランチ・パーティー。
パパさん、ママさん、それぞれのおばあ様が参加されました。
家族の絆で乗り越えていきます!
午前5時までパーティーをして、翌日も普通に、飲んで、食べて!みんな、どんな胃袋しているんだろう・・・。
フランスの夏のパーティーは、時間を忘れて楽しむ特別な体験となりました。
日本では考えられない過ごし方に戸惑いましたが、気がつけばすっかりフランスの夏のパーティーの魅力に引き込まれていました。
来年のパーティーが、待ち遠しく感じます!
明日からは、オリンピック・パラリンピック開催前の パリ(別の記事)に行ってきます。
遅れることで有名なフランス国鉄TGVよ ちゃんと運行してくれ~(この感覚はまだまだ日本人)。
À bientôt✋
📝マコマコ